ファスタークG-1は、ニッタクのテンション系裏ソフトラバーです。ドライブの回転量や威力を高めたい人に向いており、しっかりとした打球感が特徴です。
プレースタイルや貼る面によって、適した厚さやラケットとの組み合わせは変わります。中・厚・特厚・MAXの4種類から、必要な弾みやラケット全体の重さも考えて厚さを選びましょう。
この記事では、ファスタークG-1の特徴と向いている人、フォア・バックの考え方、厚さの選び方、ラケットとの組み合わせ方を解説します。
ファスタークG-1はどんなラバー?
ニッタクは、G-1を「スピンドライブ重視」のラバーとして紹介しています。スピンドライブとは、回転量のあるドライブを指します。
表面には、ボールを捉えるグリップ力を特徴とする「テンションスピンシート」が採用されています。硬く粒が詰まったシートでボールを捉え、強い回転をかけられる設計です。
スポンジには、ハードな打球感を持ちながら、ボールを捉えて押し出す「ストロングスポンジ」が使われています。
シートとスポンジの特徴により、相手の強いドライブにも押されにくく、回転をかけて打ち返せる点がG-1の特徴です。柔らかい打球感よりも、しっかりとした打球感でドライブを打ちたい人に向いています。
厚さは、中・厚・特厚・MAXの4種類です。貼る面や必要な弾み、ラケット全体の重さに応じて選びましょう。
テンションラバーと高弾性ラバーの違いを詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
高弾性ラバーとテンションラバーの違い|初心者・再開者向けに解説
ファスタークG-1はどんな人に向いている?
ファスタークG-1は、次のような人に向いています。
- ドライブの回転量や威力を高めたい人
- 相手の強いドライブに押されにくく、回転をかけて打ち返したい人
- しっかりとした打球感でドライブを打ちたい人
- 基本技術があり、攻撃寄りのプレーをしたい人
- 昔ある程度打っていて、再開後もドライブを中心にプレーしたい人
ファスタークG-1が向いている初心者
G-1は、フォア打ちやバックなどの基本技術がある程度身につき、ドライブの回転量や威力を高めたい初心者に向いています。
ラリーの安定感を優先したい人や、少し抑え目の弾みで練習したい人は、G-1より弾みを抑えたラバーを選ぶとよいでしょう。
ファスタークG-1が向いている再開者
以前、ドライブを中心にプレーしており、再開後はさらにドライブの回転量や威力を高めたい人に向いています。
以前使っていたラバーとの弾みや打球感の違いを踏まえ、G-1の厚さやラケット本体の弾みも合わせて選ぶとよいでしょう。
ファスタークG-1が向いている中級者
中級者では、しっかりとした打球感を好み、相手の強いドライブに押されにくく、回転をかけて打ち返したい人に向いています。
現在使っているラバーから替えるときは、フォア・バックのどちらに貼るかや、ラケット全体の重量も考えて厚さを選びましょう。
同じファスタークシリーズには、C-1もあります。ニッタク公式では、C-1を「バランスラリー重視」と位置づけています。G-1より柔らかい打球感や、ラリー全体の安定感を優先したい人は、同シリーズのファスタークC-1も候補になります。
ファスタークC-1の特徴や厚さの選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。
ファスタークC-1はどんな人に向いている?特徴・厚さ・選び方を解説
ファスタークG-1はフォアとバックのどちらに向いている?
フォア面にファスタークG-1を選ぶ場合
フォア面にG-1を選ぶと、シートのグリップ力を活かし、ドライブの回転量や威力を高められます。
特厚やMAXは弾みと重量が増えるため、ラケット本体とバック面のラバーを含めた総重量まで考えて選びましょう。
バック面にファスタークG-1を選ぶ場合
バック面にG-1を選ぶのは、バックドライブの回転量を高めたい人や、相手の強いドライブに押されず、回転をかけて打ち返したい人です。
両面にG-1を使う場合、バック面を中や厚にすると、ラケット全体の重量を抑えられます。バック面に特厚やMAXを選ぶなら、ラケット本体と両面のラバーを合わせた総重量も確認しましょう。
ファスタークG-1の厚さは中・厚・特厚・MAXのどれを選ぶ?
ファスタークG-1には、中・厚・特厚・MAXの4種類があります。
同じ種類のラバーでは、厚くなるほど弾みや威力が増え、ラケット全体も重くなる傾向があります。貼る面やラケット本体の重量も含めて選びましょう。
中は、G-1の中で弾みと重量を抑えたい人に向いています。バック面に貼る人や、重めのラケットと組み合わせる人は、中を選ぶことでラケット全体の重量を抑えられます。
厚は、中より弾みを増やしつつ、特厚やMAXほど重くしたくない人に向いています。
特厚は、フォア面でしっかりと振り、G-1の弾みを活かして回転量と威力のあるドライブを打ちたい人に向いています。
MAXは最も厚い仕様です。MAXを選ぶ場合は、ラケット本体と両面のラバーを合わせた総重量も考えるとよいでしょう。
フォアとバックで厚さを変える場合は、フォア面を特厚、バック面を厚にすると、フォア側の威力を高めながら、バック側の重量を少し抑えられます。
ラバーの厚さによる弾みや重量の違いを詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
卓球ラバーの厚さは中・厚・特厚のどれがいい?初心者・再開者向けに解説
ファスタークG-1に合わせるラケットの選び方
G-1は、組み合わせるラケットによって弾みや打球感が変わります。ラケット本体の素材や構成、重量を確認して選びましょう。
木材5枚合板のラケットは、球持ちがよく、打球の感触が手に伝わりやすい傾向があります。こうした木材らしい打球感を残しながら、G-1の回転性能を活かしたい人に向いています。
木材7枚合板には、5枚合板より弾みの強いモデルが多くあります。G-1と組み合わせてスピードや威力を高めたい人は、ラケット全体が重くなりすぎないよう、ラケット本体と両面のラバーを合わせた総重量も考えて選びましょう。
カーボン入りラケットは、特殊素材の種類や木材との組み合わせ方によって弾み方が変わります。カーボン入りラケットにG-1を合わせるときは、ラケット自体の弾みとG-1の厚さを確認しましょう。
ラケットの素材や重さの選び方を詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
初心者・再開者向け卓球ラケットの選び方|木材・カーボン・重さの基本を解説
まとめ|ファスタークG-1が向いている人
ファスタークG-1は、シートのグリップ力としっかりとした打球感を特徴とするテンション系裏ソフトラバーです。
初心者では、フォア打ちやバックなどの基本技術がある程度身につき、ドライブの回転量や威力を高めたい人に向いています。
再開者では、以前ドライブを中心にプレーしており、再開後はさらにドライブの回転量や威力を高めたい人に向いています。
中級者では、しっかりとした打球感を好み、相手の強いドライブに押されにくく、回転をかけて打ち返したい人にG-1が向いています。
厚さは、中・厚・特厚・MAXの4種類です。貼る面や必要な弾み、ラケット本体と両面のラバーを合わせた総重量も考えて選びましょう。
ファスタークG-1以外のラバーも含め、種類や厚さ、フォア面・バック面の選び方、代表的なラバーを確認したい人は、こちらの記事も参考にしてください。
