ディグニクス09Cは、バタフライの粘着性ハイテンション裏ソフトラバーです。粘着性シートによる回転性能とハイテンションラバーの弾みを組み合わせており、回転量のあるドライブやカウンターを打ちたい人に向いています。
主な対象は、基本技術がある程度身につき、ドライブやカウンターの回転量や威力をさらに高めたい中級者以上の人です。以前ドライブを中心にプレーしていた再開者も対象になります。
この記事では、ディグニクス09Cの特徴や向いている人、グレイザー09C・ディグニクス05との違い、フォア・バックの考え方、厚さの選び方、ラケットとの組み合わせ方を解説します。
ディグニクス09Cはどんなラバー?
ディグニクス09Cは、粘着性シートとハイテンション技術を組み合わせた、バタフライの粘着性ハイテンション裏ソフトラバーです。
高い回転性能を備えた粘着性シートと、スピードや回転を生み出すために開発された「スプリング スポンジX」を採用しています。回転量のあるドライブや前陣でのカウンターに加え、ツッツキなどでも回転をかけやすいのが特徴です。回転量や威力のあるドライブやカウンターを打ちたい人に向いています。
同じ粘着性ハイテンションラバーのグレイザー09Cは、バタフライでは粘着性ハイテンションラバーの導入モデルとして紹介されており、その先の移行先としてディグニクス09Cが案内されています。スポンジ硬度はグレイザー09Cが42、ディグニクス09Cが44です。スポンジ硬度は数値が高いほど硬く、低いほど柔らかいことを表すため、ディグニクス09Cの方が硬いスポンジです。現在グレイザー09Cを使っていて、ドライブやカウンターの回転量や威力をさらに高めたい人は、ディグニクス09Cを選ぶとよいでしょう。
グレイザー09Cの特徴や選び方を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
グレイザー09Cはどんな人に向いている?特徴・厚さ・選び方を解説
同じディグニクスシリーズのディグニクス05は、非粘着性のハイテンション裏ソフトラバーです。ドライブやカウンターでスピードや威力を高めたい人に向いています。ディグニクス09Cは粘着性シートを採用し、より高い回転性能を活かして、回転量のあるドライブやカウンターを打ちたい人に向いています。
ディグニクス05について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
ディグニクス05はどんな人に向いている?特徴・厚さ・選び方を解説
ディグニクス09Cはどんな人に向いている?
ディグニクス09Cは、次のような人に向いています。
- 基本技術がある程度身についている人
- 回転量のあるドライブを打ちたい人
- 相手のドライブをカウンターで積極的に打ち返したい人
- 粘着性ハイテンションラバーの回転性能と弾みを活かしたい人
中心となるのは、基本技術がある程度身につき、回転量やスピード、威力をさらに高めたい中級者以上の人です。相手のドライブに対して、カウンターで積極的に打ち返したい人にも向いています。
再開者では、以前ドライブを中心にプレーしていた人や、テンションラバーや粘着系ラバーを使っていた人が主な対象です。再開後も回転量のあるドライブやカウンターを打ちたい場合は、以前使っていたラバーの弾みや硬さ、組み合わせるラケットの弾みも確認して選ぶとよいでしょう。
卓球を始めたばかりで、フォア打ちやバック、ツッツキなどの基本技術を練習している初心者は、ディグニクス09Cよりも弾みの少ないラバーで始め、安定して打てるように練習するとよいでしょう。
ディグニクス09Cはフォアとバックのどちらに向いている?
ディグニクス09Cは、フォア・バックのどちらにも向いています。
フォアでは回転量のあるドライブやカウンター、バックではバックドライブやカウンターなど、各面で伸ばしたいプレーに合わせて選ぶとよいでしょう。
フォア面にディグニクス09Cを選ぶ場合
フォア面では、回転量のあるドライブやカウンターを打ちたい人に向いています。
フォアドライブでしっかりと回転をかけたい人や、相手のドライブに対して、前陣からカウンターを狙いたい人にも向いています。
ツッツキなどからフォアドライブやカウンターへつなげ、回転をかけて攻めたい人は、ディグニクス09Cを選ぶとよいでしょう。
バック面にディグニクス09Cを選ぶ場合
バック面では、回転量のあるバックドライブやカウンターを打ちたい人に向いています。
ツッツキなどからバックドライブやカウンターへつなげたい人にも向いています。
フォア・バックの両方から回転量のあるドライブやカウンターを打ちたい場合は、両面にディグニクス09Cを選ぶのもよいでしょう。
ディグニクス09Cの厚さは1.9・2.1のどちらを選ぶ?
ディグニクス09Cの厚さは、1.9と2.1の2種類です。
同じ種類のラバーでは、スポンジが厚くなるほど弾みや威力が増え、ラケット全体の重量も増える傾向があります。
貼る面や必要な弾み、ラケット全体の重さを見て選びましょう。
弾みを確保しながら重量を抑えたい人は「1.9」
1.9は、ディグニクス09Cの弾みを確保しながら、2.1ほど重量を増やしたくない人に向いています。
バック面でドライブやカウンターを安定させたい人や、ラケット全体を軽めにしたい人にも向いています。
ディグニクス09Cの回転性能を活かしながら、2.1ほど弾みを増やしたくない場合は、1.9を選ぶとよいでしょう。
スピードや威力をさらに高めたい人は「2.1」
2.1は、1.9より弾みを増やし、ドライブやカウンターのスピードや威力をさらに高めたい人に向いています。
フォアで威力のあるドライブを打ちたい人や、フォア・バックの両方から積極的に攻撃したい人は、2.1を選ぶとよいでしょう。
1.9よりラケット全体が重くなりやすいため、ラケット本体と反対面のラバーを含めた総重量も確認して選びましょう。
ラバーの厚さによる弾みや重量の違いを詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
卓球ラバーの厚さは中・厚・特厚のどれがいい?初心者・再開者向けに解説
ディグニクス09Cに合わせるラケットはどう選ぶ?
ディグニクス09Cを貼ったあとの弾みや重量は、組み合わせるラケットによっても変わります。
木材5枚合板には、適度な弾みと安定感を備えたモデルが多くあります。ディグニクス09Cの回転性能を活かしながら、回転量のあるドライブやカウンターを安定して打ちたい人に向いています。
木材7枚合板には、5枚合板より弾みの強いモデルが多くあります。木材ラケットを使いながら、ディグニクス09Cとの組み合わせでドライブやカウンターのスピード、威力を高めたい人に向いています。
カーボン入りラケットは、特殊素材の種類や配置、木材との組み合わせ方によって弾み方が変わります。ディグニクス09Cと組み合わせる場合は、ラケット本体の弾み、ディグニクス09Cの厚さ、反対面のラバーを含めた総重量を見て選びましょう。
バタフライでは、ディグニクス09Cとアウター素材ラケットの組み合わせも紹介しています。アウター素材ラケットは、カーボンなどの特殊素材をラケットの表面に近い位置へ配置し、弾みが良く、球離れが早いタイプのラケットです。ディグニクス09Cは球持ちが良いため、バタフライは両者を組み合わせるとバランスが良いと紹介しています。
ラケットの素材や重さ、弾みの違いを詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
初心者・再開者向け卓球ラケットの選び方|木材・カーボン・重さの基本を解説
まとめ|ディグニクス09Cが向いている人
ディグニクス09Cは、粘着性シートによる回転性能とハイテンションラバーの弾みを組み合わせた、粘着性ハイテンション裏ソフトラバーです。
基本技術がある程度身につき、回転量のあるドライブやカウンターを打ちたい中級者以上の人に向いています。再開者では、以前ドライブを中心にプレーしており、再開後も回転量のあるドライブやカウンターを打ちたい人に向いています。
フォア・バックのどちらにも向いており、厚さはディグニクス09Cの中で、弾みを確保しながら2.1ほど重量を増やしたくないなら1.9、スピードや威力をさらに高めたいなら2.1を選ぶとよいでしょう。
ラケットとの組み合わせでは、ラケット本体の弾みとディグニクス09Cの厚さ、反対面のラバーを含めた総重量も確認して選びましょう。
ディグニクス09C以外のラバーも含め、種類や厚さ、フォア・バックの選び方を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
